薔薇の王女

手で探ってみるとそれは白い百合のだった。その茎の部分に紙が結んであり読んでみると

『今日夜、皆が寝静まった時に待っている』

それはセシルさんからの手紙で私は嬉しくてたまらなかった。

今日やっと会える!!なんでこんなにも嬉しくて暖かい気持ちになるのかは分からないけど私は早く夜になってほしいって思った。

足取り軽く少し口元を緩ませながら部屋に向かう

絶対今の私気持ち悪いだろうなぁ…

だって何か分かんないけどニヤついてるし!!

悲しい事があって心が沈んでいたのに今はその気持ちが少し薄れているのが分かる。

「早く夜にならないかな…セシルさんお話したいな」

そう呟き私は自室に戻った。