「私はもうお母様にはお仕え出来ません…今まで本当に私はお二方に仕えさせていただけて幸せでございました…。」 そう言いお二方に一礼して部屋を出ました。 私には頼る人がもういない… 私には王の世継ぎを生み立派に育てる。それが私には残された道、いえ生きる為のただ一つだけの道でした…