薔薇の王女

もう駄目…

恥ずかしくて死んじゃいそう…

私は自分の顔が真っ赤になるのが分かり見られたくないからうつ向いてしまった…

「すまない…じゃなくて敬語だよな、申し訳ありません、失礼な事を」

そう言いながら私から離れた

何故だろう

離れた事が寂しいと思ってしまった


「今の事は忘れて下さい、私のような者が出過ぎた事を…それでは失礼します」
そう一礼するとセシルさんはその場から立ち去ろした


待って


待って!!


「ぁ………あ、あの」