なんか、今頃になって卒業したくないって思ってきちゃったもん……
ずっとこのままが良いって思うけど……
それは結局、あたしのわがままなんだよね……
そんなことムリだし……




「先輩……」



蒼空がいきなり口を開いた。





「ん?」



あたしは蒼空に視線を向けた。





「んっ……」



蒼空はいきなりキスをしてきた。