あたしは雅哉たちをジッと見つめたまま、そこから動けなかった。



足を動かそうとしても……
動いてくれない。





えっ?
なんなの?
これってもしかして……浮気……?



ウソでしょ、ウソだよね……?
雅哉が浮気?
ま、まさか……
そんなことある訳……
だって……
雅哉はそんなことする人じゃないもん……