う・・・。 アタシって そんな物欲しげな目で 見てたんだろうか・・・。 また 腹立つこと言われると思って 頭の中で一生懸命言い訳を考える。 それでも思い浮かばなくて 「えっと・・・別に・・・ それは・・・だいたい だって西院くんのために・・・」 アタシがオタオタしながら言うと 「そう、アヤコが俺のために 用意してくれたパン。 だから、 アヤコやから、かまへんよ?」 彼はそう言った。