でも平然としている西院くんに アタシはどうにか文句を言おうと・・・。 「なっなっなっ・・・何すんの!」 でも 心臓がバクバクしてうまく言えない。 「もう・・・ そんな悲鳴あげること ないやろ・・・。 親切に取ってやったのに」 彼はうるさいと言わんばかりに 顔をしかめ耳を押さえながら アタシに言った。