彼のその言葉でアタシが顔を 上げた瞬間、 西院くんの顔が急に近づいてきて アタシの頬をなめた。 「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁっっ!!」 びっくりしてアタシは右頬を 押さえながら悲鳴をあげる。 アタシの悲鳴に気づいた 他の人たち何人かがこっちを見る。 あ・・・しまった・・・。