彼とアタシの1週間



「・・・アホっ・・・!」



アタシは真っ赤になって
西院くんの手を叩く。





「柔らかい髪やなぁ、

ネコ撫でてるみたい」




アタシが言ってるのに
知らん顔して勝手なこと言ってる。





「な・・・

なんでそんなヤラシイ触り方

すんのよっ!!」




「そう?

そんなつもりはないけど?

アヤコがそう感じてるだけ

ちゃうんか?」