「・・・アホっ・・・!」 アタシは真っ赤になって 西院くんの手を叩く。 「柔らかい髪やなぁ、 ネコ撫でてるみたい」 アタシが言ってるのに 知らん顔して勝手なこと言ってる。 「な・・・ なんでそんなヤラシイ触り方 すんのよっ!!」 「そう? そんなつもりはないけど? アヤコがそう感じてるだけ ちゃうんか?」