「このメガネは予備用。 乱視矯正が入ってないから 使い辛い」 アタシが思ってることを 否定するように素っ気無く言った。 あ、なんか腹立つ言い方。 「・・・でもさ。 アタシも別にワザとじゃないし・・・」 いい訳しながらアタシは余計に 落ち込んできて 両手で頭を抱え込んで だんだんと机にうつぶすようになる。