彼とアタシの1週間


そんなアタシの気も知らず
彼はゆっくりと目を覚まし

大きく腕を伸ばして
アクビひとつする。




「そっか、寝てたか・・・。

せっかく2人きりやったのに

もったいないことした・・・」




なんですか、それは。




「あのねぇ・・・」



アタシが言いかけたとき彼の手が
すっと伸びてきた。



え?

え?

なに?