賑やかだったメシの時間を終えたら、風呂。



陽がまだ動けない悠大を連れてダンスしに行った。



ゆっくり風呂に入り、出たら部屋で電話。



「もしもし?」

「寝る」

「もう寝ちゃうんですか?」

「成長期、眠い」

「早く放課後になったらいいのになぁ…。今すぐにでも会いたいです…」



俺も会って抱きしめたい…。



最近は1時間じゃ足りない。



もっと一緒にいたい。



「明日、ケントさんのおうち行ってもいいですか?」

「ん」

「やった!!楽しみ増えました!!」



電話したってあんまり喋らないからいつもすぐ切る。



本当はいつまでも声を聞いていたい。



でも今日は明日ゆっくり会えることを楽しみに電話を切った。



何か飲もうと、リビングへ。



見知らぬ女がいる…。



まさかよっさん、マジで呼んだ?



「何ココ、イケメン屋敷?」

「誰…?」

「良之に呼ばれてきたんだけど何もしないで寝ちゃうとか、マジ失礼」



よっさんのタイプがわからねぇ。