「姉ちゃんっ!!」




家に帰ると、理音が心配そうに玄関に走ってきた。




「手当てするから家入れろ。」




と、ずかずか部屋に入ってきた。




「ちょっと蓮?1人でできるよ。」




「顔に傷残ったらどうすんだ。おい、弟。救急箱。」