あの日々をもう一度。

「雷崎さんっ!!」


出てきたのは山中だった。


「なんで純がいるんや?」


俺が聞くと山中はにっこり笑って答えた。


「あっちで最後に書いてもらった紙の通りにしただけです。」


一言だけ残して山中は消えていった。