僕は、コーヒーを3杯おかわりした。


のどが渇いていたわけではなかったが。



ユキは、時折涙を流しながら話してくれた。

いつの間にか満員だった店内の客も半分くらいに減っていた。


「ごめんな、話したくなかっただろう。本当にごめん。ありがとうな。話してくれて。」

「私こそ、自分から話せなくてごめんね。・・・でも少しスッキリした。」

「帰ろっか?明日は5時間授業だから、終わったら僕んちでイイことしようね~!」

「もう!エッチ! じゃあ、勝負パンツで行くね。」



少し目が腫れているユキは、精一杯の笑顔を作って笑った。