どくんどくん ~SPRING SNOW~

「ほんと、エッチだな!オオカミになるならもうなってるよ。なろうと思えばどこでもなれるの!」

「ほんと?じゃあ今は?」


って僕をじっと見る。

体が熱くなる。


女の子にはわからないんだろな、この気持ち。

必死で抑えてるこの僕のHな気持ち。

また、妄想しちゃうじゃんか!

「ここで?いいの?みんな見てるよ。店員さんにも見られるよ。」

ユキはケラケラ笑う。

一緒にいてこんな楽しい子ほかにいないよ。

純粋そうに見えるのに、下ネタばんばん言ってくる。

「ねえ、初めてここに来た時、ムラムラしてた?」


え??バレてる?


「してね~よ、ば~か!」

頭をポンって叩く。