どくんどくん ~SPRING SNOW~

「ハル!会えた??」

コンビニの前でユキが待ってた。

僕の両手を包んでくれた。


ユキの顔を見て、僕は涙が溢れた。

僕は、子供のように声をあげて泣いた。

我慢してた涙がどんどん溢れ出し、止まらなくなった。

ユキ、ユキ、


助けて、ユキ。



僕、どうしたらいいの。