すぐ横にいるゆうじの顔を直視できない。 「どうしたの?その・・・車椅子・・・。」 「嘘つくのは簡単だけどね。交通事故に遭ったとか、病気とか。でも、ハル君には嘘つきたくないから話すね。」 ゆうじは、車椅子から自分で下りて、僕の隣に座った。