「日帰り温泉だって・・。ユキこんなの行っていいのかな?」

「行きたい~~!今度の土曜日に行こうよ!お母さんも絶対OKだし、日帰りだから大丈夫。」

「了解!じゃあ土曜な。山里温泉って、結構近かったよな。」

「やった~!じゃあ、今日帰ったら用意しよ。温泉の用意だけでいいよね。勝負下着も買いに行こうかな。」

おいおい!

今度ばかりは、それは冗談にはならない・・・。




次の日、水野さんにケーキ持って行ったんだ。

僕だけに教えてくれた。

「男女別の温泉に入った後に、旅館の部屋で4時間ゆっくりできるんだ。いいな!そこが勝負だ。4時間もあれば、10回は余裕だけど、お前の体では5回が限度だな・・。」

「もう!初めてなんだからそんなにするわけねーじゃんか!緊張して、どうしていいかわかんない・・・。でも、こんなチャンスを本当にありがとうございます。」

「何、あらたまってんだよ。気持ち悪い。まあ、楽しんで来い。しても、しなくても・・な。」

絶対する!


僕は心の中で叫んだ。