「・・・ハル!ハル!」

遠い所から誰かが僕を呼ぶ。

今から、天国にいくのかな。僕・・・。

あれ?




  -どくんどくんどくんどくん・・・・


僕の心臓まだ動いてる。


ドキドキしてる。




「ハル!!!!ハル!!!お願い。目を覚まして!!!」



あれ?




ゆっくりと目を開ける。

そこには、涙でくしゃくしゃになったユキがいた。



「ハル!ごめんね。ハル!大丈夫?ハル、、、良かった・・・」

一瞬、何がなんだかわからなかった。

夢なのか、幻想なのか。


そうか、神様は僕の願いを叶えてくれたんだ。



ユキの元へ飛んで行きたいって。

神様が僕らを、会わせてくれた。