あ~、風が気持ちいい。

ユキ、離れてても大丈夫だよ。

がんばろうな、ユキ。


猛スピードで坂道を下る僕は、飛べそうな気持ちになる。

このまま、ユキの元へ飛んでいきたい。

僕は、澄んだ青空を見上げた。



『キキィィィ---!!』


・・・・・・・