銀の姫~第二章~




「王!?
何するのよ!!」


姫は俺の
腕を叩いてきた


王・・か


「・・サライナ」


「えっ?」


「サライナでいい」


何故か姫には
王ではなく
サライナと
呼んで欲しかった


「じゃあ、
サライナ
離して」


「嫌だ」


そう言って
俺は抱きしめる
力を強くした