「・・・
何やってんだか」


自分に
嫌気がさす


本来なら
銀の姫は
国のために
使えと父さんに
言われていたんだけどな


あまりにも
マリアが
銀の姫ではなく
普通の少女にしか
見えなくて・・


「・・はあー」


俺は王の間に
向かって歩いて行った




サライナが
マリアに対する
気持ちに気づくのは
後もう少し先・・


《サライナside》 終