「なあに?」


「お前の世話は
このミナに
頼むから
何でも言え」


「よろしく
おねがいします
姫様」


そう言って
ミナはマリアに向かって
微笑んだ


「は?」


「じゃあ、後は
頼んだぞ」


「はいっ」


「えっ!?
ちょっと
サライナ!?」


後ろで
マリアが俺を
呼んでいたが
無視して
俺は部屋を出た