うそ…… 正直、それ以外に頭に浮かぶ言葉は無かった。 床に落ちたのは……写真。 それも、私と匠先輩が休息の部屋でキスしている写真だった。 私の靴箱に置かれていた白い封筒…… あの中に入っていた写真と、写真の撮り方とか同じ…。 それじゃあ…… あの時、休息の部屋の前にいた人って…… 沖依君だったの……?