「……ありがとう暁。大丈夫だから…。」 「でも、翠央……」 「ごめんね…、なんか心配させちゃって…。じゃあ…また明日!」 これ以上、心配かけないように無理に笑顔を造って、暁に握られていた手をスルッと抜いた。 ごめんね…暁。 いつも暁には…寂しそうな顔させちゃう…。 私のこと…支えてくれたり、匠先輩と付き合うことになった後だって、応援してくれてた。 なのに…… 私…嘘ついて、本当の気持ち隠してる……。 暁の優しい気持ち… 素直に受け入れられなくて、ごめんなさい…。