続†素顔の先輩と甘い休息


「ごっ…ごごめんなさいっ!!机の上のものを、まとめようとしたら落としちゃって…。あ…あの…先輩、いつ戻って来たんですか?」


「たった今だけど?なんで?」


「物音…何もしなかったから…ビックリしたんです。」


今、抱きしめられた時に初めて先輩が来たことに気付いたし……。


「部屋のドア開けっ放しだったからな。それに翠央、写真に夢中だったみてぇだからさ。」


先輩は私の肩に顎をのせながら、写真を覗きこむように見つめた。



そ…そんなに夢中で見てたのかなぁ…?