続†素顔の先輩と甘い休息


“ちょっとだけ…すいません。”

心の中で謝りながら、素早くテキスト類をまとめて、机の端に置こうとした時だった…。





カタンッ…



あれっ…
今……何か落としちゃった!?


慌てていたせいで、机の端に置かれていた何かを下のカーペットに落としてしまった私は、急いで拾い上げた。




これ…写真立てだ…。


写ってるのは5歳くらいの男の子と……


お父さんとお母さん…らしき人たち。


誰なんだろう……?