「………」 着いたのは、聖一君たちのグループのたまり場。校舎裏のベンチ。そのベンチにドカッと座る聖一君。 「千帆、おいで」 「うん」 その隣にチョコンと座る私。 「……梓、言うことあんだろ?」 「………」 なんだろ………梓ちゃんは泣きそうな顔してるし……男の子達は…笑いを堪えてる顔してる。