僕の近頃の夢は


君と二人過ごした

幸福な日々じゃなくて


君がくれた

幸福な想いのカケラなんだ



今も変わらず

鮮明に僕の記憶に居座るのは


君の笑顔じゃなくて


愛に満たされた瞬間の

甘い甘い気持ち――



君を忘れて


だけど

君がくれた

あの愛しい気持ちを求めて


他の誰かに触れる僕を


どうか、許してほしい




それから


できればこのまま

気付かないでいて――