担任が教室に入ってきて、玲麻は離れていった。



バスケ部だった・・・のか。



私の脳内は奴に侵される。




しかも、私の後の席。




あぁ、何かを感じる。



そのとき、ちょんちょんと肩に感触。




『ん?』



振り向くと、やっぱり居るのは‘‘りょーちゃん,,。



「なぁ、名前何?」




『真梓…。』




「俺、涼。よろしく。」




屈託な笑顔を見せる奴を見て、分かった事。




…軽いだけなんだ。





とりあえず、よろしく、と言って前を向く。




…少し、少しだけだけど。



ときめきを感じたのは気のせいかな?