大好きなキミへ

ま、この際、言っちゃってもいいんじゃね?






「そのイヤガラセの話~」





中村が言った。





「え!? ほかにもされてたの!?」





「…机の中にバナナが敷き詰められてたりね♪」





「え、ありえないし!!!」




宮本は口に手を当てて笑った。





「だろ!?」




草太はなんか楽しそうだし。





「で、そのバナナどうしたの!?捨てたの?」





「や、もったいないから田村にあげた」





田村とは、クラス1、食い意地のすげぇ奴。ちなみにデブ。





「ふぅーん」