俺たちは、いつものように声をそろえて職員室に入った。 そして、いつものように小林が、 「お、来た。じゃあ、コレ鍵な」 宮本は黙って鍵を受け取った。 「前回のようなことはないと思うけど…気をつけろよっ!!」 なぜか小林は、ニヤリと笑う。 ……なんか起こりそう……。 多分、宮本もそう思ったと思う。