…好き。

好き、好き。

好きなの、ヒカル。


泣きすぎて息が詰まる程。

目の前が見えない程。

ヒカルの声が、手のひらが、鼓動が、全部。全部。



嗚咽混じりの泣き声で、あたしはただただ繰り返した。

ヒカルが言ってくれたこと。

あたしだって伝えたいことが沢山あるはずなのに、今、口をつくのはこの言葉しかなかった。


ずっと、言葉に出来ない想いを胸の中で叫び続けてた。

今、それを口に出すと、こんな陳腐な言葉にしかならない。


それでも、伝えるにはこの言葉しかないの。



「好きやぁ…」