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手作り感満載のカレーをみんなで食べた後、男子が一生懸命(かどうかは定かではないが)掃除してくれた銭湯へと向かった。
あたしは声をかけてくれた花ちゃん達と一緒に行くことにし、それを見ていたさとは意味深な笑顔を向ける。
心の中を全て見透かされている様で、あたしはわざとらしくイーッと歯を出してみせた。
…いつも入るお風呂より広い銭湯は、やっぱりとても気持ちよかった。
広いお風呂に響く水音。つい調子に乗って、体の隅々まで念入りに洗う。
お風呂から上がったのは、銭湯に着いてからゆうに一時間は過ぎた頃だった。
「あたし髪乾かすけぇ、先帰っちょって」
髪を大雑把に拭きながら、隣でもう支度の終わっている二人に言う。
彼女達は「わかった!」と頷き、荷物を抱えて銭湯を出ていく。
暗闇に溶ける寸前に、お風呂上がりの火照った体がほんのり閃光するのが見えた。
他の女子もみんな学校に戻っていて、脱衣場にはあたししかいない。
軽くほっと息をつき、ドライヤーのスイッチを入れた。



