「日下部さん…」


「いいから飲め、早く風邪治すんだぜ」


日下部の右手は溶けた勢いで引っ付けていた根元、肩からボロボロ崩れてしまっていた


「有り難くいただこう!」

ホカロンはそれをグイッと飲みほした


白い顔がみるみる青ざめカタカタ震えまで表れた


「日下部さん…キンキンだ。体の芯からキンキンだよそれになんかジャリジャリするな!」


ホカロンは青い顔で笑った


「あぁ、今年は中国の下手なガキに作られたからな…砂利だな!」



「砂利か!ジャリジャリして頭に響くぞ日下部さん」

「お、駄洒落か?もっと上手いことしろよホカロン!」




「もぅ、2人共…」





居間に笑い声が響き3人はよりいっそう冬のホットジャーとの対決に決意を固くするのだった。