「やめて!!離して!?」
「へ?あぁ……」
半分泣きそうな叫びに、熱が離れるのはすぐだった。
すぐさま指先から全身に、頭の芯も冷たい感覚を取り戻す。
しかし、急速な温度変化に体が早鐘のように警報を鳴らしてどこかまだ熱が冷めていないようで苦しい。
「ハッ、ハッ、はぁ……お前、私を殺す気だな!?」
ヌックは怒りに満ちた目をグリーンに向けた
しかしグリーンは珍しく眉間にシワを寄せてムッとする。
いつもは落ち着いた大人のような彼が少しだけ幼く見えた。
「ブルーを介抱するのに冷たさ確かめただけだって、……早く冷やしてやってよ」
温度確認……にしても触ってくるなんて
「わかった、しかしもう私に触るな!次は容赦なく凍らせるからな」
「それはそれは寒そうですね」
にっこり、いつものようにグリーンが笑うものだからヌックは腹がたってしょうがなかったが手に手拭いを巻き付けると、すぐにブルーの頬を冷やしてくれた。



