呟いた声はあたりの空気に溶けて消えていった。 想いを、堂々と、先生に告げられる日が1日でも早く来ることを祈ろう。 そして、努力しよう。 この吐息があなたの心に響く声と変えられるように……! 好き 私は、紡ぐ。 いつか必ず、 あなたの目を見て。 だから、見ていてください。 私を―――私の、姿を―――。 先生の向かう方とは逆の方向へ踵を返すと私は教室への道を戻っていった。 END