私と彼の関係

 宮野君もそれに気付いたのか、天を仰ぐ。


 駆け出そうとした彼を呼び止めていた。


「よかったら、家で雨宿りしない?」


 彼は顔をしかめ、私を見ていた。


 迷惑だったかもしれない。


「ごめんなさい。あの」


「そうだね。本降りになったら困るし」


 そう苦笑いを浮かべる彼を、家にあげることになった。




 とりあえずリビングに上げることにした。親が出て行って二週間あまり。


 あまり掃除をすることもなく、綺麗とは言い難かった。


 彼はソファに座っていてもらい、閉めっぱなしになっていた雨戸を開ける。