私と彼の関係

 でも、それはやっぱり楽しい時間だった。宮野君と一緒にいられるということがどこかに遊びに行くことよりも幸せを感じさせてくれるからだ。


 信号を渡り、細い道に入る。


 もうすぐ私の家だ。


 そう思ったとき、宮野君が大きく息を吸い込むのに気づいた。


「来週か、再来週辺り、涼しくなったらどこかに遊びに行こうか?」


「ええっ?」


 途中まで聞き流していた言葉に思わず過剰に反応していた。


「別に嫌なら行かなくてもいいけど」


「絶対行く」



 思わず声が裏返った私を見て、宮野君は少しだけ笑う。