私と彼の関係

 家の前まで送ると、宮野君は家に帰っていこうとした。


 私は宮野君の腕をつかむ。


「いつから?」


 彼は深々とため息を吐く。教えてくれると期待したけど、その前に私の頬に宮野君の手が触れる。


 宮野君の手が気になり、それ以上理由を問うことができなくなっていた。


 彼の顔がわずかに近づいてきて、目を閉じた瞬間、頬を捻られる。


「キスされるとでも思った?」 


 彼のからかうような口調に、私は顔が赤くなる。


「こんなところでしないって」


 でも、宮野君には過去にしたから。


 そんなことは口に出せずに、苦し紛れに声を出す。


「バカ」


 私は頬を膨らませる。