私と彼の関係

 軽く嫌味を言われてしまったような気がするけど、それはおいておこう。


「特訓って」


「勉強を毎日見てあげるよ。同じ学校ならよかったんだけど、場所が困るな。俺の家に来てもいいけど」


 毎日宮野君の家に来るのは魅力的な話だけど、そんなことをすると迷惑がかかってしまう。


 そう考えればめちゃくちゃいい場所があるのを思い出した。


「私の家でいいですよ。どうせ誰もいないし」


 と口にして、口を押さえる。


 誰もいないは余計だったかもしれない。


 変な誤解とかさせたりしたかも。


 そう心配になったが、宮野君はあまり気にしていないのか、涼しい顔をしていた。


「ああ、それでいいかもな。過去のテストとか見せてもらったら、どういう間違いをするのかも分かるし」