もう一人は、全体的には短い髪だが前髪が長く目を隠しており、髪はくすんだ黒の色をしている。 背丈はもう一人と比べると低いが、とても低いわけでもない。 この二人は朝廷の者で、腰には刀を差している。 何故朝廷の者が歩いているのかと言うと、予想はつくだろうが盗賊団を探し出し捕まえる為だ。 「なんて名前だったか‥。 あのー‥アイツだ、盗賊団の副首領!」 「あー、アイツですかー」 髪の長い男が思案していると、もう一人が面倒そうな口調で言った。