俺様COOL vs 姫様COOL

ぶっちゃけ彼女なんて誰でもよかった






「雄大~付き合って」


「んー、いいけど」






こんな感じだった





でも心の中は空っぽだった





でも血は一滴も吸っていなかった





いつも舐めるだけ






血を吸って人から貶されるのは絶対にいやだったから







「雄大ってさ、すっごいフェロモンだよね。だからみんな近づくんだろーね」


「フェロモン・・・」


「彼女だから嫉妬するんですけど~」






フェロモン・・・だからみんな俺に近づくのか





「なぁ、女ってどんな男が近づきづらい?」


「あたしだったら~きもい男、デブ、あとは~不良かな。」


「不良?」


「うん、カッコイイけどさ、話しかけるの無理!どんなにかっこよくても遠くから見ることしかできないね」