だから……正直な気持ちが聞けて嬉しかった



今は良く分からないって言われたけど……あたしは愁くんを信じてる



だから……ずっと愁くんを好きでいる自信がある


「ねぇ愁くん……」



「ん?」



「あたし……愁くんのこと信じてるからね」



あたしは愁くんに聞こえるか聞こえないぐらいの声で言った



「ん?なんか言った?」


愁くんはあたしに視線を向けた



「ううん。何でもない」


「じゃあ、昼休みにな」


「うん」



そして愁くんと教室の前で別れると、教室に入った