「うん」



なんか、麻紀ちゃんちょー張り切ってる



そして、その1分後に麻紀ちゃんの彼氏が来た



「ごめんね?いきなり呼び出して」



「へーきへーき。麻紀からの呼び出しなら何回でも来るよ」



「陽平ったらー」



あたしの目の前で、麻紀ちゃんたちがラブラブトークを繰り広げている



あのぉ……あたし、忘れられてませんか?



「……麻紀ちゃん?あたしのこと忘れてないよねー?」



「……あっ、ごめん楓」


……やっぱり



そうだよね。目の前で仲良さそうにしてるんだもん……あたしのことなんか視界に入ってなかったよね