【完結】俺様王子×天然ちゃん

もちろん、愁くんの全部が好き



声も、笑顔も、抱き締めてくれる所も、キスしてくれる所も。……愁くんの仕草一つ一つが好き



「なぁ楓」



「……なぁに?」



あたしは愁くんの胸から顔を離し、愁くんを見上げた



そして愁くんは、あたしの耳元でこう囁いた



「昨日の楓、いつもより何倍も可愛かった」って



「えっ////」



その言葉を聞いた瞬間、すぐに顔が真っ赤になるのが自分でも分かった



「サイコーだったぞ。俺の腕の中で鳴いてる楓」



愁くんは不敵な笑みを浮かべると、また耳元でそう囁いた