【完結】俺様王子×天然ちゃん

「あんまりムリすんなよ。今日はゆっくり休んでていいからさ」



愁くんはあたしの隣りに寝転ぶと、あたしの頭を優しく撫でてそう言った



「うん……ありがとう」



あたしはニコッと笑った



「ごめんな。……やっぱ優しく出来なかったな」



愁くんはそう言うと、あたしをギュッと抱き締めた



「ううん。……大丈夫」



あたしは首を横に振った



「ほんとごめん。……楓には、ちょっとキツかったよな」



「平気。ちょっと痛かったけど……嬉しかったもん」



あたしはそう言うと、愁くんの方を向いてニコッと笑った



「……楓」



「大丈夫だから、気にしないで」