【完結】俺様王子×天然ちゃん

「楓が悪いんだかんな。俺を誘ったりするから」


愁くんはあたしをジッと見つめてそう言った



「えぇ////」



さっ、誘ってないです!


「せっかく我慢してたのに、楓が俺を誘ったりするから俺の理性吹っ飛んじまった」



「さ、誘ってない////」


「誘った。抱き付いてきただろ?」



「そっ、それは……」



ちょっと寂しかったからで!



別に誘ってるつもりなんかこれっぽっちもなかったの!



「誘ったってことは……そーいうことだろ?」



愁くんは不敵な笑みを浮かべると、耳元でそう囁いた



違う!ほんとに誘ってない!