【完結】俺様王子×天然ちゃん

「優しくしなくても……いい」



「楓……」



「だって……初めてはずっと、愁くんって決めてたんだもん……」



あたしはそう言ってニコッと笑った



「……楓、ありがとう」


「えっ?」



あたしは愁くんに視線を向けた



「そんなこと……思っててくれてたんだな……」


愁くんはあたしの頭を優しく撫でながらそう言った



「うん……やっぱり、初めては好きな人とがいいもん……」



あたしはニコッと微笑みそう言った



「楓……」




「少し不安だけど……愁くんが居るから、平気だよ?」



あたしはそう言って満面の笑みを浮かべた